ぺるけ式FET差動バランス型ヘッドホンアンプ


手持ちのCDプレイヤーの後を見たらバランス出力があった。
という訳で作ってみた。

部品の精度やアースのとり方などちょっと頭を使わなきゃならないので、まずお勉強。
ここを省くと似て非なるものができてしまう。

部品は今回はかなり計測器が揃ってきたので選別から自分でやってみた。大学は電気系とはまるで違うところ出てるんだけど、教養部で物理の実験実習をしっかりやって頂いたのが今になって生きている。先生方に感謝。

実装では、HOT COLDが独立してて左右2チャンネル+共通Earthの5本ラインを引き回すので色々間違えるな、と予想。コネクタの向き、コードの色など最初に自分ちの規格を決めてからスタートすると混乱しない。

ヘッドホンは5ピンのXLRに改造してしまった。
K701の場合

RH:赤 RC:黒 LH:黄 LC:白

アンプの内部配線用に電線買う時もこの色を基本に。

iTunesを上記ページに書いてあった不平衡回路-平衡回路変換コンバータこさえて鳴らしてみたら、一昔前のSONYの高級機みたいな音。とにかく聴き疲れがなくて良い。(今のSONYのヘッドホンの音はいいのはわかるがちょっと、、、)

ところが、困ったことに、解像度が良すぎてiTunesに時間かけて取り込んだ音源で、AACと圧縮の音の違いがえらくはっきりわかるようになってしまった。
取り込み全部やり直し。
困った(笑)

一方、CDは92年以前の古い国産機体なので1番アース 2番コールド 3番ホット(笑)
アダプタを作って解決。

で、直結してみたらなんとも1980年代な音がした。
だいぶ前に音源はiTunesに移行してしまっていたが、1980年代のCDだとなかなか相性が良いので懐古趣味に浸るときだけはこちらにしている。
なかなか良い。

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