ぺるけ式全段差動アンプ


作ってみた。
最初は市販トランス版のロシア管。
ちょうど作った時にNHKでバルチック艦隊がコテンパンにやっつけられていたが、音はとても良くてロシアへの印象は著しく改善した(笑)

秋葉原まで部品調達に出かけても良かったが、勉強と思ってぺるけさんの頒布を利用させていただいた。とても丁寧なメールを頂き、梱包も綺麗。ご家族が手伝ってくださっているとのことだが、こういうところにお人柄が出る。あっさりと作動。

その次からステップアップと思って自分で部品調達して作り始めたのだが、特にFETの選別はかなり大変ということがわかった。温度一定で100個ほど測定してようやく数組ペアがとれたら良い方。定電流用のもので指定範囲のものはたまたま見つかったが、これはかなりラッキーかも。

シャーシ作りも大変。トランスの四角い穴を開けるのに

1.寸法とってケガキ線入れて。
2.四辺をカッターで深く切り込みいれて。
3.センターに穴あけてシャーシパンチで広げて。
4.金ノコで対角線切って。
5.プライヤーでしごいてパキンと折って。

これだけで有に40分ほどかかる。さらに他の各種サイズの穴を開けまくって、部屋中金屑飛ばして、それ片付けて。電動工具フルに使っても2つ目を作る気になるまで一ヶ月ほどかかります。

それ以前に、どうしてそうなるのか理解していないと色々難しくなりすぎるので、本の方をじっくり読むのは必須なんだけど、最初、正誤表の存在知らずにhp35片手にかなり悩みました(笑)

まあ、その分、まじめに考えて問題集解いたようなもんで理解は深まりましたが。

このブログの人気の投稿

平衡型6N6P全段差動プッシュプルミニワッター

ぺるけ式FET差動バランス型ヘッドホンアンプ

ぺるけ式トランス式USB DAC