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文明とのバランス

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 森の中に家を建てるとして。 普通に文明を持ち込みますと、なし崩しに街の暮らしになってしまいます。 どのくらい持ち込むか?持ち込まないか? 文明についてはいろいろと考え続けています。 まず工作機械類ですが、ここはオリンピックの強化合宿所より高度が高い過酷地です。 すぐに息が切れてきます。 車のエンジン出力は既定値出ませんし、沸点は94℃とかです。 明かりをつけるとそれなりに虫は寄ってきます。 幸い、蚊やアブのような不快害虫はおらず、殺虫剤などは使わずに暮らせますが、盛夏にはそれなりのテントで仕切らないと辛い時もあります。 しかし雄大で精緻な自然の懐に入る喜びは代えがたいものがあります。 文明の持ち込みに関しては、室外には影響を及ぼさない、室内でもなるべく外の気配を感じられる仕様にする、という鉄則は守ります。 電源は引きました。 非力かつ一人なので電動工具類は使わざるを得ないです。

整地

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 建物の面積分だけ整地する予定でしたが、資材搬入ルートをまず作らないと事が始まりません。 まずバックホーの資格を取得しました。 そして資材搬入路の伐採を開始しました。 伐採の基準ですが、倒木や危険な落枝は冬になる前に急ぎました。 しっかりと片付けて安全にしたつもりで、優雅なディナーを採っておりました。 夏の間は… 都市部の者にとっては白樺は高原の象徴で白樺の森に住むのは夢ですが、搬入路や建物の予定地に立っている場合、見事な木も伐採せざるを得ません。 腐れ技も苔やキノコや虫たちにとってのゆりかごなので全てを片付けるのはあまりよろしくないので、湿度などが変わらないように慎重に間引きました。 森の厳かな空気を失わずに進めていきます。

伐採

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  全く手つかずの見事な森に伐採を入れるのは躊躇があります。 建物から最低5m以内の樹木は全て伐採する必要がありますよ、と現地のベテランの建設会社の社長さんに指摘されて、そんなもんかなぁ、と躊躇いつつ少し控えめに伐採しました。 その程度では駄目であることは後日思い知らされましたが。 伐採にはチェーンソーの他にも倒れる方向を制御するためのロープやカラビナ類・チェーンソーが挟まらないための楔やハンマー類・倒した丸太を運ぶためのログツール類など色々な道具が必要です。 とりあえず現地に養生シートで臨時の物置を作っての作業です。 街暮らしではまず持ち上げることのない重量を連日上げますので、腰を傷めないように細心の注意を払いました。 開梱の先達の麓の開拓農家ですが、伐採に始まり、火山地帯の巨大な岩石の撤去、整地、畑地に残る無数の石の撤去を経て、この見事な農園を築き上げています。頭が下がります。 そんな強靭な彼ら彼女らも、自然には勝てない時があり。 写真は夕立と雷鳴が遠くから迫ってきたため、一目散に避難するところです。 ひとたび雨が上がると、夏の高原には天国のような光がまた戻ってきます。

夏の森

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  高度があると夏の森でもほとんど虫は気にせずに過ごせます。 だいたい1600mを超えると蚊もいませんし、ランプに群がる蛾も少なくなります。テントを張らずに気持ちよく眠れますし、汗もかかないので夕方温泉から帰って次の朝までさらりとしています。 歩きやすくするために笹刈り歯を付けた草刈り機で敷地内を払いました。 夏はもっと美味しい草が沢山ありますので鹿達は笹だけ残してしまい、結果として近隣が笹だらけになってしまいます。 何年も刈らずにいると、徐々に茎が太くなりナイロンカッター程度では刈れなくなるので、こうした専用の歯が必要になります。 逆に毎年6月9月くらいに刈り続けていますと、徐々に細く丈の低い笹となっていきます。地下茎植物ですので他の競合種が出ない限り根絶はないのですが。 都市公園の人造林と異なり、森の木は常に厳しい気候と他の植物と昆虫や苔類や茸類などと戦いながら生きています。 腕のいい庭師に守られるわけではなく、大多数の木は途中で食われ腐り自然に倒れて、頑健なものだけが巨木になります。 都市公園では本来ならとっくに寿命で倒れているはずの木が残っていて、これが朽ちて倒れるとニュースになるのですが、残っている方が異常ですし。 頭上にのしかかってきたら大怪我しそうな自然倒木はさすがに危険なのでチェーンソーが大活躍することになります。 危険な木はあらかた伐るのですが、湿気を含んでいて干してもあまり良い薪とはならないものも多く、これはさり気なく放置しておくと、様々な生き物のゆりかごになっていきます。 落ちている岩も苔類の培地になりますし、刈り取った笹もいつの間にか朽ちて土に還っています。 輪廻のなす景色は趣深いものがあります。

高原の森

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 クロスカブで走り回って見つけた野辺山の土地ですが。 1700mほどの高さでカラマツ・白樺・トウヒ・コメツガなどの混合林。 樹皮や足元の岩には苔類がびっしり覆っていて、見事な叢林です。 まず、足元の笹を刈って敷地内に道を付けるところから始めました。 地面が見えてきたら落枝や倒木に多彩な茸類が生えていて。 ナウシカの腐海に紛れ込んだみたいです。 タープだけ張ってフォルディングベッドで寝起きしながら笹を刈っていたのですが、真夜中にランプの明かりで光る目が見えます。 昼間たくさん見かけた鹿よりは低い位置で、これは熊かな?と身構えました。ライトで照らしても距離があるので姿は分かりませんが、こちらを伺いながら囲うように歩いている。高さは膝くらいか。 身を守る物といえば草刈り機ぐらいしかないので、1時間ほど息を詰めて睨み合いでした。 翌朝、土地に詳しい方に相談したら高さからたぶん狸でしょうとのこと。 人を恐れず近づいてくるそうです。 鹿は随分たくさんいます。 木を伐採すると大量の葉つきの枝が落ちますが、それを食べに真夜中にやってくる。早朝に起き上がると母鹿とバンビがこちらを見て、やがてヒョンコヒョンコと飛び跳ねながら森の中に消えていきます。 前半身、後ろ半身を交互に踊らせるのではなく、背中を地面に水平にジャンプするのでヒョンコヒョンコとしか形容のしようがない飛び方は深い草むらを移動するのには怪我をしにくいやり方なのでしょう。

クロスカブ移住

クロスカブで東京日帰り圏はかなり行き尽くしました。 鉄道自動車自転車いずれとも違う首都圏地図が記憶野に構成されたのですが、やはり八ヶ岳界隈は印象深くて。 特に清里から奥に登った野辺山高原の美しさは別格で、ここに住んでクロスカブで走り回りたい、という気持ちが強くなりました。 そのうち、ご縁があって土地を手に入れ、開墾して山荘を建てることとなりました。 根っからの自作好きなので掘っ立て小屋でも作ろうかと思いましたが、冬の氷結が厳しいため、保温や水回りはそれなりの手間はかかりそうです。 幸い、良い建築会社さんと繋がりが出来て、素人には難しい部分のみお願いして残りは自分で気長に建てることにしました。 6月からスタートしたのですが、まず建築書届からです。

クロスカブ

だいぶ慣れてきました。 近所で中型バイクで行っていたところは一通り行きましたが、それ以上に中型では行けなかったところに行けますね。駐車場のないラーメン屋さんとか、桜が咲いてるけど停められなくてパスしていたところとか。 もちろん高速は入れませんが、自転車とバイクの中間の不思議な乗り物で下道の選択肢が増えました。自宅から日帰り圏で面白い道は新鮮な発見です。 丹沢とか奥多摩とか登山でも自転車でも知らなかった領域が表情豊かで驚きました。 アウトドア系でも中間領域は昭和時代並に人混みがなくて快適です。

クロスカブ

 トネ・コーケンさんの スーパーカブ を熟読しているうちにカブ沼にいつの間にか引きずり込まれて気を失っている間にバイクショップに発注していて、各種工具と整備パーツが部屋に積み上げられていました。正気に返ったけど後悔はしていません。 スーパーカブがいいかハンターカブがいいかクロスカブがいいかは多少考えましたが、自分の生活圏と行動パターンで路地なのか険しい山道なのか隣町の美味しいラーメン屋が主で週末にちょっと砂利道行くのかで自ずと決まってきます。 ミニクーパーのインチ工具手入れはやってましたし、自転車は部品を買ってきて全部自分で作る人なので、整備マニュアルを読むのが楽しい日々。 クルマがかなり金食い虫を飼っておりますので、バイクはフナ釣りに徹しようかと。と思いつつ工具は面白いのでいつの間にやらかなりの数が(笑)

M44-7を鳴らせるアンプ

たぶん、現行の市販品には存在しないと思います。 SHURE社が公開している技術仕様は400〜500pFの47kΩで、出力は時代によって9mV〜11mVです。残念ながら市販品は400pFまでしかフォローしていませんが、聴感で調整した限りでは450pFでジャストでした。また、かなり高出力ですのでどうしても吐き出す電圧がプリの至適入力を超える傾向があります。ロードラインがずれてしまうのです。 樽型特性の補正は負荷入力だけではダメで、RIAAの定数を少し触る必要があるかもしれません。もちろん、そのままの特性を本来の味わい、としてもよいのですが、高域側のピークを少し抑え、低域側をわずかに持ち上げると滋味豊かな代物に化けます。元の声紋が「印象的」なのです。 C22の二重補正をいじってもいいですし、マランツ7のトーンコントロール回路(EQのRIAA特性をいじるのと原理的には一緒です)をいじってもいいでしょう。残念ながらマランツ7の11段のトーンコントロールでは数値がドンピシャではないので間を聴感で拾う必要があります。さすがに同時代の製品なので入力オーバーはないです。 イコライジングと針圧を丁寧に合わせると、濁りのないピアノとベースの胴の鳴音とシンバルやサックスの金属音と、どれも「印象的」な響きがでます。 そういうアンプがないために、地味な誤った評価しか受けられないのでしょう。自作される方は挑戦する値打ちがあると思います。本物のSHUREサウンドはやはり鮮烈です。

M44-7のバリエーション

SHURE社のホームページにも記述がないのであまり確実ではありませんが。 手持ちのM44-7で最初期型と思われるモデルは白色ボディ・白色針。いずれもシルバーのプレートが付いています。おそらく1960年台の製品でしょう。 中期型と思われるモデルは茶色ボディ。1970年台の製品でしょう。 後期型は黒のボディ。カモメマーク付きと無しがありますが、どちらも同じ音色なのでここから構造が変わったと思われます。 音色的には年代ごとに特徴が違います。 最初期の白色カモメは低音に独特の響き感があります。サックスやシンバルの鮮烈さはTYPEIII以上なのですが、この独特の響き感が背景にあるため、よりJAZZ的なコントラストが鮮烈になる傾向があります。JAZZの名盤が次々にリリースされた時代なので売れたのも納得です。 クラシックには合わない、というご意見もあるようですがドビュッシーだけは例外で。 曖昧模糊とした低音の中に時折煌めく曲の作りがこのカートリッジのキャラクターととても良く合います。ラヴェルも良いですね。ただ、交響曲に対する分解能や、弦楽器の艶描写などクラシックに対する万能性という点ではSPUの方がやはり圧倒的に格上です。 最初期型はメーカー公称の周波数帯域が20kHzまであって、17kHzの後期型とは仕様が少し違うのかも知れません。 後期型の黒色モデルはカモメマークのあるなしに関係なく、同じサウンドです。カモメマークの有無より針のコンディションの方が差異は大きく出ますので中古を探される際はその辺は注意されたら良いでしょう。JICOの針は個人的にはテイストを含めてとても良いと思います。後期型ですとオリジナルに拘る意味はあまりないでしょう。 典型的な樽型特性なのですが、中域の歌いっぷりが捌けた感じで特にボーカルがぐっと前に出てきます。同時代のロックの名盤をかけると、溢れるほどの力感があって、あの時代に引き戻されます。こちらはクラシックは無理だと感じます。JAZZはウッドベースの響きがやや物足りなく感じますがドラムはよく切れますね。 初期型はJAZZの時代。 後期型はロックの時代。 そう考えるとなるほどよく出来ているな、と感心します。 HIPHOPやDJプレイで人気が出たのは後期型の音色でしょうね。確かに、マジックで力強く描いたよ...

M44-7

プリアンプを作成しました。12AX7の6本構成。MM用のEQを内蔵。セレクター類で手持ち機材いろいろ接続できるように。 EQの負荷容量をカートリッジごとに最適化しているのですが、ほんの30pFでも違いが分かるので手が抜けません。 最初にPHONOケーブルを低容量のシールド線にして全てを2pFくらいに揃えます。差し替えごとにぐらつくと面倒ですし。 SHURE社のデータによるとTYPEIIIで400〜500pF IVだと200〜300pF M44シリーズは450pF位のようです。 RIAAカーブを計測しても良かったのですが、売り物でもないので自分の耳で好きなように聴感で調整。トーンアーム3本のターンテーブルでカートリッジを切り替えながら。 60年代のJAZZでパチパチ切り替えながら聴いているうちに、再び古いM44-7がじんわりと染みてきて。SPUとこれはいつの間にか使いやすい手前側に移動です。 未調整だと中域の持ち上がった典型的な樽型特性ですが、鳴りっぷりが妙に鮮やかで。 これを調整したらどうなるかな?と入力負荷とEQのNFBとメインアンプに組み込んであるローパスフィルターの定数をあれやこれやいじってみると、打楽器もベースもきちんと出るのにサックスの音色が埋没しない、ちょうどいい塩梅が見つかりました。 アナログの機材には「声紋」みたいなものがあると思います。帯域ごとの音量では説明のつかない音の癖、みたいなものが。 M44-7は、この音の癖がとてもいい。 もちろん、癖があるのですから原音再生を目指すハイエンドとはまるで違う世界になっちゃうのですが、休息のための遊びなんで、そういうのが正解と思っています。 SPUの癖。M44-7の癖。 食べ物の好みみたいなもんですが毎日聴くならこの2つが良いですね。 SPUは1957年発売で私のモデルは1960年代のもののようです。M44-7は1964年発売で私のモデルは68年製のようです。 SPUは押しも押されぬ名器ですが、M44-7はあえてアナログで聴く場合、いかにもそれらしい時代の音色という点では他のHiFiとは別格と感じます。 これを全部書き終わってから、M44-7がディスコンになっており、それどころかSHURE社がカート...

ぺるけ式71A

6N6P平衡ミニワッターはいつの間にかリビングのテレビ横が定位置になってCD専用のアンプになってしまいました。JBL4312がちょうどいい音量で鳴って便利。 で、自室の作業BGMでRogersを鳴らすのになにか手頃なのがないかな?と探しました。 アンプって部屋の広さとSPの能率から逆算すると必要なW数が決まり、その出力で一番良さげな音色のを選べばいいので簡単です。これとか良さげ。 http://www.op316.com/tubes/mw/mw-171a-rev.htm 買うより作るほうが二度美味しいですし。 AESから取り寄せてもいいんだけど、中古でメーカー違いの71A 2本が手に入って。 とりあえず、これで組んでみました。 なんか左右で音量と音質が違うような気がする。。。 でも、電圧は全部ドンピシャ。 最後の出力部のはんだ付けにミス発見。修正したら音量は揃いました。 でも、まだ音質が違う。なんか定位も変。定位、、、 よく探してみたらスピーカーの接続が逆相。 正しくつなぎ直したら、モノラルのど真ん中でモニカ・ゼタールンドが立っている姿が見えました。部品のせいにせずしつこく原因探すの大事。 良い機材が入ると、過去に耳タコだけどやはり聴いておきたい定番の名盤を一式再生してつい夜更かしになります。 追記:2SK3767はディスコン。3067なら若松通商にまだ在庫がありました。2SC 3249もありました。(2019・04・29時点) 2SK30Aのペアはずいぶん前に別件で一袋買った中から選別していろいろ持っててそれを流用。

トランス+真空管バッファ式USB DAC Type1(6J5/6C5/6L5)作成

USB-DACの出力がやや不足で、自作のトランジスタのプリアンプで持ち上げて聞いていたが、こんなのが出ていて。 http://www.op316.com/tubes/lpcd/tt-dac1rev.htm 古い管球はお値段かなり、品質不安。 で、こういうのを見つけました。 https://www.amazon.co.jp/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%A3%BD%E7%9C%9F%E7%A9%BA%E7%AE%A1-6S2S-6C2C-Novosibirsk-6%E6%9C%AC%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88/dp/B01N7B8WS6 ずいぶんお安い。これなら試してダメでも諦めが付きます。 試しに2本購入してバラックで増幅率測ってみるとよく揃ってる。さすが超大国アメリカに喧嘩を売った旧ソ連製ですね。負けたけど健闘した。 一応、RCA管も転がり込んできてたんだけど、取っ替え引っ替え聴いているうちに定番は旧ソ連製になりました。上手く説明できないけど、耳触りが良くて自然にそうなりました。

ぺるけ式平衡プリアンプ

超久しぶりの更新です(笑) 6N6Pの並行ミニワッター の満足度が高すぎて、ほとんどいじっていなかったオーディオ周りなんだけど、 AKI-DACのトランス仕様 を作ってつないでみたら、確かに音は麗しいんだけど音量がちょっと、、、オペアンプで増幅回路作ってつないだんだけど、なんかカーステレオみたいな音になってしまった。技術力不足。 トラベルアンプシリーズも、なにかもっと良い奴があとで出そうな気がして待っていたら、待ちすぎて他の遊びにかまけて忘れていたら、久しぶりにHP見たら とても良さげなプリアンプの設計図 が。 早速作ってみました。 並行ミニワッターと違って工作の要点までフル解説してくださっているんで何の困難もなくサクッと出来て計測するまでもなく美麗な音がいきなり出ました。 オリジナルと一箇所だけ違うのがシャーシのサイドの導通。底板からサイドパネルをかするようにいっぽんビスのネジを切って長めのネジを通すと側板に穴を開けずに導通が確保できます。最近は こういう便利なもの があるので一発で出来ます。リンクが見つからなかったんだけど、M3サイズのがヒロセムセンで1000円台であるんでお勧め。 ぺるけ式のアンプって、いわゆるアニソンみたいなハイスピード系の再生で必須のMUSES01だの2020だのみたいな最新のオペアンプの切れ味はないんだけど、クラシックやジャズのみっちりとした存在感の描写は今どきのものには無いよさがあるのでお気に入り。

ぺるけ式トランス式USB DAC

作ってみた。 偶然、ネットでノグチトランスさんでTK-20が出ているのを見つけて購入。帰宅して半日で組めた。2704なんでハイレゾ音源を最高の音質で、なんてのとはベクトルが違う。6N6P平衡アンプと繋いだら、オーケストラの音合わせで、楽器群の精緻なミニチュアが浮かび上がった。 名作キット 秋月DACからのまさかの展開。 実用レベル、なんてもんじゃない。 相当な高品位。 1つだけ残念なのが、ゲインがやや低い。 夜に静かに聞くにはいいが、ある程度音量が欲しい場合はもう一段増幅回路を組み込まないと苦しい。さて、、、

STAX電源回路最終案

私的な用事で色々多忙で工作からは随分ご無沙汰してた。 PROバイアスのDC580V系から200〜300V台の増幅回路の電圧に落とす回路を色々テスト。 抵抗分圧で単純に落とすと発熱量がシャレにならない。地球に厳しすぎ。福島の皆さんの心情考えると原発はできることなら動かしたくないし。 DC-DCコンバータ? 真空管のバイアス電圧のやつなんてあるのかな?ないよね。それ以前に200V以上の奴ってそう手軽に手に入らんし。 で、結局、AC230Vトランスからそのままと、倍電圧整流回路と、二系統引き出して整流して別々のFETで均す方式に。PROバイアスはFQPF3N90、増幅回路は2SK3067。どちらもフェアチャイルド。 FQPF3N90のレスポンスがわからないので発振防止回路も含めて回路自体はぺるけさんのパクリ(さすがに定数は一部いじった)電源オンオフ時の過渡特性を単純なパーツで制御するパズル脳に感心しましたし。コンデンサは縦積みで耐圧を稼ぎ、並列に入れた高Ω抵抗を保険にした。 KmB60FでPROバイアスはDC655Vから分圧して580Vをきっちり引き出せた。増幅回路用は280Vほどが引き出せた。 一応計算上は電流負荷をかけてきちんと動くはずなんだけど、ここから先は実際に回路作って検証しないとわからない。

STAXヘッドホンアンプちょっと進展

やはり難関は580Vのバイアス電圧。コックロフト・ウォルトン回路にローパスフィルターだけだと、やはり10mV強のハムが乗る。 で、秋月電子で こんなFET を安くで売ってるのを見つけた。平衡6N6Pに席を譲って部品取りになっていたシングル回路のリプル除去回路を流用して抵抗値とコンデンサの耐圧だけ再計算・換装。ローパスフィルターだけでは消えきらなかったハムが消えて音がすっきり。

筆を選ぶ

どうしてもっと早く買わなかったのか、、、と思った機材。 ステーション型ハンダゴテ コテ先の温度が一体になる。しかも当てたものの容積程度では変わらない。 たったこれだけのことで、出来たものの安定性や信頼性がまるで違う。 これ もコミなのでとてもお得。 都度 綺麗にしていくだけで作業の容易さがまるで違う。 電動インパクト 工事屋さんのゴツい奴を見て、これで細かいシャーシ加工は大変そうだな、と思っていたのだが、手の寸にあった小振りな奴だと、インパクトでも自在にコントロールがつく。 多少雑な管理でも簡単に劣化しないバッテリーとチャージャーの使い勝手を考えると、ホームセンターの安物に手を出すより確実にいい。 同じバッテリーを流用できるハンディクリーナー の性能の良さには感嘆。 マンションの清掃のオバチャンたちがなぜあれを持ち歩いているのかよくわかった。 ミニルーター 秋月DACのUSBの四角穴のために購入した。 特注品みたいな綺麗な穴が開いたのも感激したが、ボリュームのシャフトが15秒ほどで工場仕上げみたいに切れた。 今まで鉄ノコでシコシコやってた原始人はしばし呆然(笑) ペインティングブース ミニルーターの出す粉塵は 重篤な医学的問題 をいずれ引き起こす。 中途半端なマスクやただのアクリルブースは産業衛生的に完全に間違い。 アルミニウム肺の報告もちゃんとある。 ペインティングブースの吸塵力とマスクとハンディクリーナーの3点セットで初めて安全宣言。 さすがにPAPRはいらないが、研削粉塵用のマスクはいると思う。 あと、もちろんゴーグルは当たり前です。 顕微鏡で見ると尖った微粒塵が飛んできますから。 一応、元(笑)そういう筋の専門家です。

電子ブロック

ガキの頃、これ欲しかったけどちょっとお値段高くて。戦艦のプラモデルの方が優先度高くて買えなかった。あったらのめり込んで生物系には進まなかっただろうな。 大人の科学の付録で 出ているがこんな部品点数でよくぞここまで!と感心する出来。 息子に与えたら、就寝時間に早く寝ろ、というと涙目になるほど気に入ってる。 アキバに息子を連れて行くと「あ、これ電解コンでしょ!」とか口走るんで、周囲の業務で来られてる風のおっちゃん達が実に嬉しそうな顔する。ガード下の真空管屋さんの爺ちゃんもいっぱいお菓子くれた。ありがとうございます。 ただでさえ、少子化で子供の姿が減ってる昨今、アキバのおいちゃん達の小さい頃の自分を重ねあわせての育ってくれの願いが嬉しい。順調に次世代オタクになりつつあります(笑) 今週末は東大の5月祭と東工大の学祭のダブルヘッダー。 これとMakeは子供の科学の愛読者の息子にとってはお正月以上のビッグイベント。

STAX用アダプタ改良

インピーダンス変更でお茶を濁していたSTAX用アダプタだが、LPFの特性図まで出してくれる 重宝なサイト を見つけたので複数パターンで計算して二段のリプルフィルターを作って付加してみた。だいぶマシなレベルになった。 高耐圧のコンデンサは高いので350Vで並列に2MΩの抵抗を添えて抜けないようにして二本縦積みで耐圧700Vにして使用。 音質的には前回よりかなりいい線いったが、製品レベルじゃ許されないリスク含みであろう自己責任設計なんで回路図は省略。 耐圧600VのFETリプルフィルターの二階建て、ってのも考えたが、そこまでやるなら真空管のHPAとしてまとめて設計して見たくなってきたのでアダプタのグレードアップはここで終了に。